〈左脳・② -4〉「人の想い」が数に与えたエネルギー

数のエネルギーのもう一つの源泉について

イワシの頭も信心からという諺はイワシの頭のように捨て去られてしまうようなものでも、人々がそれを強く信じることで神仏に近い存在となっていくという意味です。

日本の神々といわれる八百万の神様たちや、ミカエル、ガブリエル、ラファエルと呼ばれる多くの天使たちも信仰によって非物質的なエネルギーを長年にわたり獲得し力を持つようになった存在です。

意識が最初に作り出した光が、下のチャートのイラストのような球体だったということではありません。また、物質的な存在が無い状態を漆黒のイメージの「闇」という言語で表現していますが「闇の黒」でさえ「無」ではなく「有」と捉えることもできます。物質的な有の世界の産物である言語で無の状態を記述するのは極めて困難です。

身近な例では貨幣もそれに近いです。使用する集団が価値があると思えばこそ、貨幣は貨幣たり得るのですから。数秘において数が持つエネルギーにはそういう部分があります。

長年にわたる人々の生活の中で偶然的な確率論なのか験担ぎの積み重ねなのかはわかりませんが人々が数に込めた、または数から感じてきた想いの数へのフィードバックがあり、それは数に、ある方向性を持ったエネルギーを与えています。

ex.)
  7という数字に人々が込めた想い = 幸運
  8という数字に人々が込めた想い = 繁栄

数霊という概念もありますが数字はその一つ一つが神様であるといえるかもしれません。(実際、古代には神々の名前を直接に発音/表記することを避け数で表した文明もあります。)

8は八、末広がりの繁栄の象徴とされていることはよく知られていますし、京都にある八坂神社は御祭神の他に8という数字も祀っているんだと思います。同じ京都に、そのものズバリ「八神社」という名の神社もあります。

八坂 ヤサカ 八栄 ヤハエという暗号ともいわれています。(十戒に「あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない。」とあるため暗号化したのでしょうか?)「ヤ」と「ハ」は共に8を表す音でもあります。英語では「エイ(栄)·ト」ですが、これはどうなのでしょう(笑)?

鑑定時の諸注意

特定の人物を数秘鑑定する場合には、その人物が属している社会の暦を使用するのが好ましいというのは、上記のような背景からでもあります。

後述することになりますが、星の運行とそのエネルギーの成分を数字に変換したものが暦です。さらに、その暦をその社会に属する大多数の人間(の意識)が認知しているからこそ、その暦の数字にエネルギーが宿ります。

ですから、その人の出生時には存在しなかった後世の暦で算出することが適切でないことは確かです。本人はもちろん、周囲の人の誰も「その日」の数字を知らないのですから。

これとは逆の効果として、その人が自身の数字を知り、意識することでその性質を、よりハッキリと顕現することになります。鑑定結果の伝え方、受け取り方によっては、その人の性質を枠組みに規定してしまうことになりかねないので、細心の注意が向けられるべきです。

鑑定できるのは、その人の全体像のある特定の一部分だけであるということを決して忘れないでください。