〈左脳・① -4〉数秘の心構え

数秘の心構え

事項以降では、数秘術のコアである算出法の解説に入ります。その前に、算出法を知るにあたり、大切な心構えについて少しだけ触れておきたいと思います。

数に序列はありません。

1よりも2が優れているとか、11より33が高尚だということは一切ありません。数秘術をとおして学ぶ大きなことの一つは、

皆、何か欠けており、それゆえに補い合い助け合うことが宿命づけられている。

ということです。個人のエゴや優越感を満たすために貴重な知恵を利用するのは、あまりに勿体ないばかりか、その目的に対して逆効果です。数字を思い描く時は、縦横に並んだ線的な数列ではなく、互いに関わりを持って存在する円環を思い浮かべてください。

また、どの数がレアであるか?とかそうでないという価値判断も全く意味を持ちません。数秘術の算出結果による特定の数の誕生率はその時代によって異なります。例えば、ある数の誕生率は1900年代の後半と2000年代初頭では数倍も違うのです。「ゾロ目はレア」という通説も、間違っています

その時代において誕生率の低い数を持って生まれた方は、単に「数が少ない」という、ただそれだけのことです。著者は 10000分の 1 以下の確率でしか誕生しない珍しい数列を持つ人を何人か知っていますが、ごく普通の生活を送られています。

レアであることに強いこだわりを持っている人はそれがなぜなのか?ということを一度じっくり考えてみる必要がありそうです。

 

数秘術はあくまでもツール。依存しないことが大切。

これは数秘術に限らないことですが、占術は往々にして依存や傾倒を引き起こします。例えば、何を決めるにしても占術の結果を参照してしまったり、人と出会った時につい占術のフィルターを通して見る癖がついてしまったりします。

このような習慣は「自分で考え判断する力」という生きる上で大切な能力を弱くしてしまいます。このような状況に陥らぬよう、日々、節度を持った占術との付き合い方を模索し実践することが必要です。

そのような姿勢は、個人セッションにおいてもクライアントからの過度の依存を未然に防ぐ態度へと繋がります。

数秘セッションとリピーター

数秘に限らないのですが、個人セッションの「リピーター」さんには、また会いに来てもらえて嬉しいと思う反面、前回のセッションでブレイクスルーとならなかった何かがああるという事実と向き合うことになるためちょっと複雑です。(1度のセッションで全てが解決できる凄いセッションを目指す!と、そこまでストイックに意気込まなくてもいいのですが)

数秘をとおして自分の本質的な側面を知ることは様々な問題の解決にとても有効な手段となり得るため、個人セッションよりも数秘を学んでいただく方が良いのではなかろうか?と感じることもしばしばあり(笑)それが数秘の基礎的な知識とノウハウを広く公開する動機になっています。