最近、朝まで爆睡し、きまって夢をみている最中に目覚ましが鳴り
「あぁ、途中だったのに・・・」
という思いで布団から出る、
ということを繰り返しています。
まだぼんやりとした状態でこのブログを書いています。
この前あるTV番組で、
「もしも街角でウエディングドレスの花嫁が泣いていたら」
という企画をやってました。
道行く人々は花嫁にどう反応するのかを、
東京と大阪で検証するというものでしたが、
大阪の人たちは、すぐに
「どうしたん?」と声をかけて
「今日結婚式だったんですけど
結婚するのがいやで逃げてきたんです(涙)」
という花嫁役の女性に
「寒いからおばちゃんと一緒にそこの喫茶店行こ」
といって連れて行くんですけど、
そこでまた通りかかった人たちが
ドレスの裾を持ってくれたりして
4~5人で彼女をサポートしてくれていました。
東京編では、
「街角に花嫁」という怪しさ(?)に
誰も声をかける人はいませんでした。
30分ほどして、
一人の高齢の女性が近づいてきて
女性 「あなた、どうしたの?」
花嫁 「私、今日結婚式だったんですけど、
結婚するのがいやで逃げてきたんです(涙)
気づいたらここにいて
どうしたらいいのかわからなくて~」
すると女性は、
「あのね、自分でなんとかするのよ。
誰も助けてはくれないの。
私は95歳。
ひとりでやっていかなくちゃダメなのよ。ごめんね。」
淡いパープルのコートに赤いバッグを下げ
真っ直ぐに背筋をのばした
95歳の女性は、
花嫁に優しく諭すと
その場を去って行きました。
戦争の時代を生きてきた
一人の女性としての
強さ、逞しさ、そして切なさ、優しさを
見せていただいた気がしました。
久しぶりにカッコいい女性を見た気がしました。
この方に会って話してみたいとも思いました。
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